タイ拠点とのデータ授受に課題
弊社では業務効率化の仕込みとして、IT化投資を積極的に展開しています。その中で グローバル拠点での通信インフラ整備を実践していますが タイ拠点とのデータ授受に時間がかかり、困っていました。
山田 俊行 様開発本部 情報管理ブロック ブロックマネージャー通常業務でやり取りが多いデータ
・管理グラフ
・図面データ等
22MBのデータ ダウンロード時間を60秒を指標設定し、 各拠点で調査
通常業務でやり取りが多いデータ
・管理グラフ
・図面データ等
22MBのデータ ダウンロード時間を60秒を指標設定し、 各拠点で調査
CIFS/SMBをメインとした通信を行っており、通信認証パケットが大量にやり取りされる。他のHTTP(S)やUDPといった通信プロトコルでは起きにくい問題を抱えている。
IBMクラウドを利用しているため、通信の改善は 全てクラウド頼りになってしまう。便利な反面 我々が手を加えることが出来ない短所も見えてきた。
海外拠点に特別な仕組み(ハードウェアやソフトウェア)を構築するには 管理者を置く必要がある。専任のエンジニアが海外拠点にいないため メンテナンスフリーが望まれる。
IBM Cloud データセンター内に WAN最適化装置を設置し 通信問題を解消
① 承認処理の簡略化機能
② データ圧縮、キャッシュ機能
③ パケットパック化
IBMクラウド 側に、WAN高速化装置の設置を承諾してもらうことで問題を解決。
対向で設置するWAN高速化装置は、ほぼメンテナンスフリーで、国内拠点からの管理も可能。